舞台に向き合う方へ

その人だけの踊りを、
観る人の心へ。

私が大切にしているのは、賞を取ること以上に、その人の魅力が踊りに表れることです。

一つの踊りと向き合う中で、自分の身体を知り、音楽を感じ、伝えたい思いを表現していく。その経験が、本番を終えた後の人生にも残ってほしいと思っています。

音楽とともに踊るバレエのレッスン風景

結果の手前にある、
踊りの変化を見てほしい

コンクールに向けたレッスンのご依頼を多くいただきます。中には、1、2回のレッスンをきっかけに、それまで届かなかった賞を受賞した方もいらっしゃいます。

けれど、私が見ていただきたいのは、受賞という結果だけではありません。その人の踊りに、どんな変化があったのか。その過程を大切にしています。

技術が上達することはもちろんあります。それとともに、内側にあった「こう踊りたい」という思いを、身体を通して外へ表現できるようになる。自分の中だけにあったものが、観る人に届く踊りへと変わっていくのです。

その変化を目の前で見ていたお母様が涙を流され、私自身も心を動かされることがあります。一人ひとりの踊りには、それだけ人の心を動かす力があると感じています。

私の仕事は、その人が持つ力を引き出し、表現へとつなげること。

賞は、その先でいただくことのある結果の一つです。受賞したかどうかだけでは測れない、その人自身の成長と踊る喜びを大切にしたいと思っています。

コンクールは、
長い学びの道のりの一つの通過点

私は、幼い時期からコンクールへの出場を急ぐ必要はないと考えています。時間をかけて身体と感性を育てることも、大切な学びです。

けれど、出場すると決めたなら、その目標に向かって一生懸命に学ぶ時間を、その人にとって意味のあるものにしたい。

コンクールをゴールにするのではなく、長い人生の中の一つの通過点として。舞台に向かう過程で、自分の成長を感じてほしいと思っています。

「届けたい」という思いを、
身体を通して表現する

短い1分半や2分の踊りの中にも、観る人の心にぐっと届く瞬間があります。

ただ「思いを届けたい」と願うだけでなく、それをどう身体で表現していくのか。音楽の感じ方、動きのつながり、目線や腕の使い方。その人の思いが踊りとして伝わるように、一緒に探していきます。

これはコンクールだけでなく、発表会や、プロのダンサーが立つ舞台にも通じることだと思っています。

その踊りが、その人にとって大好きな踊りになるように。

本番が、成長を感じられる特別な経験に。そして、踊ることに幸せを感じられる時間に。

一人ひとりが持つ力を、できる限り引き出していく。それが、舞台に向かう方へ私ができることだと思っています。

内田愛美

舞台・個人レッスンのご相談はこちら →

講師紹介へ戻る →